自信を破壊するシステム

今日も心理療法を受けてきた。

 

 

今日も前回と同じように思いついたことをつらつらと話して、

 

それに対してカウンセラーがコメントしていくスタイル。

 

 

 

部署異動への懸念

まず、上司から今「今の仕事内容が合っていないなら部署異動という選択肢もある」という話を受けたことを話した。

 

自分では、部署を変えて心機一転新しく始めることができるのではないかという意味で、魅力的な提案に見えるものの、

 

結局部署異動しても同じことの繰り返しでまた休職してしまうのではないかという懸念がある。

 

自分の今の苦しみの一番の原因は自信の無さだと思っている。

 

それが解決できない限り、部署異動しても同じことを繰り返すように思えるのだ。

 

そういう懸念を話をしたところ、

 

カウンセラーいわく、

 

「同じことを繰り返すかもしれないし、繰り返さないかもしれない」

 

まあそりゃそうなんだが、

 

カウンセラーの意見としては、自信がないのは内的な要因に限らない。

 

外的な環境によっても決まりうる。

 

だから、必ずしも同じ事を繰り返すわけではない。

 

とのことだった。

 

それを聞いて、部署異動する決意がついた。

 

 

強すぎる正義感

今、仕事に対してやる気が起きず、とても苦しい日々を送っている。

 

土日の二日で休み切れず、しんどい日は在宅勤務でごまかしている。

 

あまり詳しくは書かないが「ごまかしている」のだ。

 

それに対して、罪悪感を抱いている自分がいる。

 

嘘をつかず、きちんと仕事をやり遂げることが本来あるべき姿である。

 

その正義感から自分を苦しめている。

 

 

正義感の話をいろいろとしていくうちに、

 

カウンセラーから「正義感が強すぎる」と言われた。

 

 

しんどいときは、たとえ「ごまかし」だろうとすべきであるし、

 

それを認めることも必要であるとのこと。

 

 

そして、その正義感が自分の自信の無さにつながっている。

 

自分で高すぎる理想を掲げ、それにそぐわないときは自分を傷つける。

 

たとえ自分が少しでも何か成果を生んでいようと、万全な状態の自分の理想と照らし合わせて自信の芽を刈り取る。

 

そんなシステムになっている。

 

今は、万全な状態ではないということを理解し、正義感を緩めることも大事だとのこと。

 

正義感は0か100の二つではない。

 

正義感と理想をうまく使いこなせることができるともっと楽になるのではないかとのこと。

 

 

 

 

今日はとても実りのあるカウンセリングだった。

 

とりあえず「ごまかし」を認めて、もう少し頑張ってみようと思う。