劣等感

前回の記事で、三度目の休職に至った理由として、

 

劣等感、不安感、虚無感があったと書いた。

 

今回の記事では、その劣等感について書く。

 

 

 

もとから自分は自己評価が低い。

 

すなわち劣等感を抱きやすい性格なのだ。

 

これはどういうことかと言うと、以前の記事でも書いたが、

 

自分は自信を破壊するシステムが出来上がっている。

 

自分の中で正義感から高すぎる理想を掲げ、その理想に達していないと、

 

自分はダメだと決めつける。

 

この正義感と理想をうまくコントロールしなければ、

 

 たとえ頑張っていようとも、自信が生まれない。

 

 

なぜこのようなメカニズムが生まれてしまったかと言うと、

 

おそらく父の影響ではないだろうか。

 

父も劣等感の塊のような人間で、

 

その裏返しか、ブランド志向が強く、(ブランド品を買うという意味ではなく)

 

人を学歴や経歴で判断し、

 

成果を上げられなければ価値がないと考えるタイプだった。

 

父は自分の考え方を家族にも押し付けるタイプだったので、

 

私にもその考え方が根付いてしまったのだろう。

 

 

 

では、仕事をしていく中でこの劣等感を弱めるためにはどうすればよいか。

 

一つは劣等感を抱きそうになるたびにこの件を思い出して、

 

自分で正義感や理想を修正していくことであろう。

 

次に、所属感を得るということである。

 

劣等感の理由の一つに、

 

「自分は理想通りにいかなければ自分には価値がない」

 

と思う思考にある。

 

その環境に所属感を得ることで、

 

「自分はここにいてもいいのだ」という考えが生まれ、

 

理想通りに行かない自分を認めることができる。

 

そして最後に、環境を利用することが挙げられる。

 

つまり「第三者」を利用して、少しでも成果を上げたり、

 

成果が上がらない自分を認めてもらうことである。

 

これらをすることで、少しでも劣等感を弱めることができる。

 

 

仕事に限らず、日々の生活の中で自分の劣等感を弱める努力をしていきたい。