熱意あふれる後輩くんの話

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※特に写真に意味はありません。オムライス食べながらこの記事を書いているだけです。(ファミレスガチ勢ならどこのオムライスかわかるのかしら)

 

 

後輩くん

去年、私の部署に新人が入ってきた。

 

第一印象は真面目。

 

学生の頃は研究室のプロジェクトにも積極的に参画していたようで、同じ分野であるこの会社の仕事にすごく熱意を持っている、そんな印象だった。

 

同じチームということで、半年以上一緒に働いてきた。

彼の教育係ではないが、比較的歳も近い(5歳差)ということで、社内システムの扱い方や社内手続きの仕方は私が教えた。

今は本格的に業務を進めていて、私と同じプロジェクトに入っている。

 

 

半年経って彼も二年目社員ということで、そろそろ言いたいことがある。

 

 

 

 

いい加減にしろよ、テメェこの野郎!!

 

 

 

 

ちょっと取り乱してしまった。

せっかくのオムライスが不味くなる。

 

 

事細かに書くとこの記事が1万字を超えてしまうので、彼へのメッセージを端的にまとめる。

 

・自分の仕事はきちんと自分でやれ。せめて意思を見せろ。

・「業務が多いときはサポートするよ」とはいったが、ある程度自分で終わらせる意思を見せろ。

・「他の業務が終わりそうにないんです…この作業やってもらえませんか?」を締切日の定時後に言うな。

・そのくせにすぐに帰るな。

・早く帰る口実のために「自分は残業しない方針なんです…」と嘘をつくな。「多少は残業させてよい」という方針なのは知っている。

・自分の作業を他人に手伝ってもらっているという事実をリーダーに隠すな。報告しろ。

・自分が間違っている可能性を多少は考えろ。

・作業のやり方を丁寧にnoteに書いてあげたのに、「この作業のこと書いてないですよね?」と完璧なnoteを求めてくんな。

・てめえの案件はてめえがメモをとれ。

 

 

こう書くと私が新人に厳しい先輩みたいに見えるのが悲しい。

私は自分が新人のときにまともに教育されなかったことがすごく嫌だったので、彼にはそのような思いをさせないように心がけたつもりだ。

 

もちろん新人が自分の業務をコントロールできないのもわかっている。

 

 

でもさー、それなりの誠意を見せてくれたってよくない?

自分の興味のある業務だけやって、面倒な雑務は先輩にぶん投げて(それも締切日の定時後)、自分はそそくさと帰るってありえなくないですか?

一年目は残業をあまりしない方針なのは知っているけど、多少はするという方針なわけで、人に投げるくらいなら20分残って作業しない?

どうしても早く帰りたいから「残業しない方針なんですけど…」と言ってきたことがあったけど、それは嘘だよね?

 

自分の興味がある業務に関しては、ご自慢の熱意を持って仕事しているせいで、まわりから「彼は優秀だなあ」と言われているのがすごくモヤモヤする。

彼は私に作業を押し付けていることを隠している。

チームミーティングでは毎日自分がやっている体で報告している。

 

 

さすがにもう我慢の限界である。

野球でたとえるとスリーアウトどころか、もう5イニングくらい消化している。

(こうたとえると私もアウト食らっていることになってしまうな…)

 

 

という愚痴を妻にこぼしたら、

「さすがに優しすぎ。自分のことは自分でさせるべき。」

と言われた。

妻の両親のいる場でもこの話になり、義母に

「そんな人は一度連れてきなさい。私が説教します!」

と言われてさすがに笑ってしまった。

 

 

まあ今後は彼が頼ってきてもあまり助けようとは思わないよね。

彼が飲み会を理由に早く帰ったのだから、私にもプライベートを優先させる権利はある。

花見

私の家のベランダの目の前には桜の木がある。

 


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これがまあ美しいのなんの、ということで、近所に住んでいる義両親と義祖父母を呼んで花見をした。

 

ベランダに面した部屋は特にまだ何も置いていない。

ここに電気カーペットを敷いて、衣装ケース並べ、テーブルクロスをその上から敷いた。

室内でお花見である。

 

各自料理を持ち寄って、土曜の昼から桜を見ながら酒を飲んだ。

私はベランダにカセットコンロを置いて炉端焼きをした。


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食べ疲れたら今度は皆で麻雀をした。

義父は高校の頃から嗜んでおり、めちゃくちゃ強かった。

昔は今より麻雀が流行っていたのか、妻以外皆ルールを知っていた。

妻も興味があったようで、義理の祖父母と話しながらプレイ。

 

その後もグダグダ酒を飲みながら談笑。

 

 

幸せってこういうことだなあ、としみじみ思う。

家族ってのは尊いものだなあ、と。

妻の家族と接するようになってそう思うようになった。

ゴルフデビュー

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先週末、妻と義両親と伊豆に行った。

 

ゴルフをするためである。

 

最近ゴルフにハマり始めた義母の誘いで、正月に妻とゴルフの打ちっぱなしに行ったが、せっかくならゴルフ場でゴルフしようということになったのだ。

 

義父の運転で伊豆に向かう。

 

 

ゴルフといえば早朝に出発して午前中に9ホール、昼食をとって午後に9ホールするのが一般的である。

しかし、今回私達は初心者ということで、一般にハーフコースという、9ホールだけプレイすることにした。

ということで、私達は午前中にゆっくり出発して、お昼時にゴルフ場に到着した。

 

 

受付を済ませて、まずは腹ごしらえ。

 

ゴルフ場内のレストランで金目鯛の煮付け定食を食べる。

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義父いわく、ゴルフ場はどこもランチに力を入れているとのこと。

周辺に食事を取れるような場所はなく、プレイする人は皆ゴルフ場内のレストランで昼食をとることになる。

当然価格は高いのだが、質が低いとゴルフ場の人気に直結するだろう。

私が食べた金目鯛の煮付けも美味しかった。

 

 

昼食後、ウェアに着替えていよいよプレイ。

ちなみに義両親は自前のゴルフクラブセットを持っているが、私達はレンタル。

ゴルフクラブを受け取り、カートに乗り込む。

 

テレビのゴルフ中継で見たことがあるかもしれないが、ゴルフ場は当然広いし、ゴルフクラブセットは重いので、カートで移動する。


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これ、すごいのが完全自動運転。

ボタンを押すと決められたルートの上を勝手に走る。ボタンをもう一度押すと止まる。

坂道だろうと、砂利道だろうと全くブレずに走る。

「ここ、少しズレたら坂道転落するよなあ」というような場所も全く心配なく走る。

ディズニーランドのアトラクションのようにレールが付いているのかと思うかもしれないがそんなものはない。普通のタイヤで走っている。

「画像認識で自動運転してるの?だとしてもこの運転精度は出なくない?」と思ってじろじろ見ていたら、「地面の下にセンサーが入ってるんだよ」と義父が教えてくれた。

「なるほど」と納得はしたが、だとしてもこの精度はすごい。

 

最初のホールのスタート地点に到着して、ようやく開始。

 


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ゴルフ場はこんな感じ。

少なくともこのホールに関しては私達が貸し切りになるので、見渡す限り誰もいない。

天気もよく気持ちいい。

たしかにこんなところでボールかっ飛ばしたら気持ちいいなと思う。

 

「フォームってどんな感じだったっけ…」と思いながらスイングした。

まあ、飛ばない。

空振りの後、当たったと思ったら地上を転がっていく。野球だとセカンドゴロである。

 

ゴルフ場というのは当然のことながら、きれいな平らな地面で両脇にネットが取り付けられている、というわけではない。

下手な人間が打つとあらぬ方向に向かい、ボールをとりに行くのが大変だ。

 

私達は義父以外はポンコツの素人なので、当たったはいいもののものすごい勢いで斜めに飛んでいき、場外に落ちていく。

↑の写真も右奥がちょっとした谷のような構造になっており、義父以外の3人は皆ここにボールを飛ばしてしまった。

ボールは安いとはいえ、自前のものなのでとりにいく。

気を取り直して打つとまた谷に落ちていき、「えいしょえいしょ」と取りに行く。

ゴルフってあまり激しい運動しないというイメージあるけど、めちゃくちゃ歩くということがわかった。特に素人は尚更。

 

実はプレイする前に義父が「まあ今日は初めてだし、スコアの厳密なルールは一旦置いといてとにかく楽しもう」と言っていた。

それを聞いて私は正直「楽しむならルールをきちんと守らなきゃだめでしょ」と思っていた。「空振りはきちんと1打としてカウントすべきだし、場外に飛んで打ち直す場合はペナルティの2打をカウントすべきだ」と思っていた。

やってみてその考えは改めた。律儀にやってもしゃーない。

 

なんとか「やってる」感を出して、コースを回っていたところ、カートに備付けられているタブレットに電話がかかってきた。

電話は受付からで、「ちょっと回るペースが遅いので、急いでもらえますか!」と言われてしまった。

「こちとら好きでちんたらしとるわけじゃないんじゃい」と思いながらも、打順のルールとか打数のカウントなどは適当にしてとにかく打ちまくった。

 

終盤の7ホール目くらいでようやくコツがわかってきて、ちょくちょくクリーンヒットするようになった。

誰もいないグリーンの上をボールが飛んでいくのはめちゃくちゃ気持ちいい。

良いところに落ちたときのウヒョー感はたまらない。

 

 

めちゃくちゃ雑な回り方をしたものの、ゴルフの楽しさが少しわかった気がするのでまたしたい。

 

ゴルフクラブセット欲しいけど、中古でも結構するんだよなあ。

 

 

東横さんぽ 武蔵小杉〜元住吉

春分の日

 

水曜日が休みって変な感じするな。(嬉しいのは間違いないが)

 

天気がいいので今日も東横線沿いを散歩する。

 

前回は武蔵小杉駅まで歩いたので今日は武蔵小杉駅からスタート。
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武蔵小杉駅はJRと東急東横線の乗り換え駅。そして、商業施設も多いので今日のような天気の良い日は人が多い。

 

 

そして、武蔵小杉といえばなんといっても、、、

 

 

大量に立ち並ぶタワーマンション群!f:id:strawpenguin:20240320175006j:image

 

この写真では3つしか見えないが、こんなのがこのエリアに乱立している。

 

タワマンと言えば武蔵小杉、武蔵小杉と言えばタワマンである。タワマンの聖地だ。

 

 

私は都市計画に疎いが、武蔵小杉がこのような街になったのは交通の便の良さであろう。

武蔵小杉駅は、JRだと横須賀線南武線、東急だと東横線目黒線が通っており、東急の両線に至っては他社と相互乗り入れしているため、東京方面だと東京メトロ南北線都営地下鉄三田線、横浜方面だとみなとみらい線相鉄線と繋がる。

そのため、東京、品川、渋谷、川崎、横浜、新横浜まで一本で行けてしまう。(東京の府中方面や神奈川の海老名方面にも繋がっている)

たしかに便利だ。ここに住むと通勤やお出かけが楽になる。

特に共働きで夫婦で勤務地が離れているような人はここを選びたくなるだろう。

 

もちろん物件価格はめちゃくちゃ高い。

そして、あまりの人口密度で朝は駅に入るのにも一苦労とのこと。

 

という特殊なエリアで、様々なタワマン文学がここで生まれているのも納得である。

 


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人がたくさん住んでいるはずだが、洗濯物が干されていないので生活している感はない。

 

散歩してすぐに商業施設に入った。

本屋を物色したかったためである。

 

私は、「こんな本誰が買うの…?」みたいなニッチな本がたくさん置いてある馬鹿でかい本屋を歩くのが好きなのだが、最近はこういう本屋は少ない。

街の本屋に置いてあるのは流行りの小説、漫画、ビジネス本、雑誌、以上!という感じでつまらない。

 

ということで少し大きめの本屋に行ったが、微妙だった。

思いがけない本との出会いはなかった。

 

商業施設を後にする。

 


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こんなエリアに住む親子ってどんな生活しているんだろうか。

会話合わない気がする…

 


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まだまだ並ぶタワマン。

「ウソみたいだろ…住んでるんだぜ…全部…」という気持ちだ。

 


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下から眺めるタワマン。

 


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入口のおしゃれなマンション。(not タワマン)

 

 


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謎の車が運ばれていた。なにこれ?

 

 


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小さな用水があった。

たぶんだけど桜がもうすぐ咲いて綺麗になる。

 


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なんか貼られてた。

すぐそばの小学校の授業で作成した、「川を大切に!」みたいな貼り紙。

これもタワマン文学か。

 

 


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「木月」と書いてなんと読むんだろうと思ったら、素直に「きづき」だった。難読地名の予感は外れた。

 


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休みの日の工事現場ってなんかいいよね。

 


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脇に商店街が出てきた。

私はこの散歩では「なんとなくこっちが次の駅だろう」と思った方角にあまり地図を見ずに歩いているが、こういう商店街が急に出てきたら間違いなくこの先に駅がある。

 


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どっちだ…?

うーん、右!


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当たり!

 

 


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改札前にはちょっとしたくつろぎ空間があり、こういうの良いなと思うけど、今にも雨が降ってきそう。

 

 

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ここからは線路が見下ろせます!

写真の奥が武蔵小杉のタワマン群。

強キャラが立ち並んでいるかのような風景。

 


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ということで、元住吉駅に到着。

 

今日はここまで。

本当はもう少し歩いてもよかったが、雨が降りそうなのでやめておいた。

 


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本日の散歩は短め。

贅沢

毎年同じことを言っているが、花粉がきつい。

 

最寄りの某アレルギー科には診察を待つ行列ができててビビる。

この医院に行ったことあるが、ここの医者は時間単価を上げることに全力を尽くしており、こちらの顔を一切見ることなく、花粉症の薬をさっと処方し、30秒で診察を終える。「花粉ビジネスやん…」と思う。

 

この前の火曜日、天気は悪かったのに、なぜか鼻水が止まらなかった。

どうやら前日までに結構な量の花粉を吸っていたらしい。

一日でボックスティッシュの半分を消費した。

 

これだけ鼻を噛むと鼻まわりの皮膚がボロボロになってしまった。痛くて仕方ない。

 

ということでついに買ってしまった。f:id:strawpenguin:20240310153619j:image

ちょっと良いタイプのティッシュ

 

実際使ってみると、良い。

ティッシュってこんな違うのか。

 

鼻セレブは気になってるんだけどどうなんでしょ

 

確定申告

確定申告なるものをした。(というか途中)

 

私は会社員なので、年末調整とかいうよくわからんものを言われるがままに毎年やっているが、今年は諸事情で確定申告をすることになった。

 

確定申告というと、自営業の人達がその年の収入とか経費とかを申告する作業という認識しかない。

よくYouTubeで、「確定申告は本当によくわからない!嫌い!」みたいなことを聞くが、なんだか最近はe-Taxとかいうネットでの手続きも可能で、楽になったという話も聞いたことがある。

 

 

今回やってみて思いました。

あれはクソです。

 

 

あまりこのブログでは極力悪口を言わないようにしていたがちょっと愚痴をこぼしたい。

 

今回e-Taxを試しにやってみて本当にクソ作業だなと実感した。

 

 

 

クソポイントその1:用語が意味不明

一般の会社員はあまり税金のシステムに馴染みがない。(本来はきちんと興味を持つべきではある)

しかし確定申告では全く意味のわからない用語が大量に押し寄せてくる。

ちょくちょく解説を載せてくれてはいるが、すべて載せてくれているわけでもない。

どのような申告が必要か確認するチャットボットがあるのだが、

「あなたは◯◯(謎の用語) ですか?それとも◯◯(謎の用語)ですか?」

みたいな質問を連発してくる。

そのたびに「え、何?どゆこと?」と調べる必要がある。

もし確定申告を擬人化するなら、飲み会で相手がついてきていないのに延々と自分の話をするタイプだと思う。

 

謎の用語をネットで調べても、最近はアフィリエイト稼ぎのクソページばかりヒットして、なかなか答えにたどり着けない。(こればかりは国税庁に罪はないが)

かといって、国税庁のHPにわかりやすく用語の解説が載っているわけでもない。(これは国税庁が悪い)

 

 

クソポイントその2:e-Tax動線がわかりにくい

最初、e-Taxをやってみようと思ってアクセスしたわけだが、まず確定申告作業の入口がわからない。

e-Taxのページらしきものから始めるかと思ったら、これが実はそうではない。

 

e-Taxのページでまず謎のログインを求められ、「そもそもアカウントがないんだが…?」と思っていたら、どうやらマイナポータルと連携すればいけるような雰囲気があって言われるがままに連携してログインしたら、「作成済みの申告書を提出」みたいなボタンが出てきて、「いやいやまだ何も作っとらんがな…」となり困惑。

 

どうやら調べてみるとまず最初は「確定申告作成コーナー」というページからスタートするのが正規ルートらしい。

このページも、国税庁の確定申告関連のページからは簡単にたどり着けるようにはなっていない。

 

うーん…脱出ゲームかな?

「脱出ゲーム 〜確定申告の迷宮〜」を国が仕掛けてきている。

 

ようやく作業を開始したとしても、これはまだ序の口。

確定申告書を作成し、提出するまでの間に、国税庁のWebページ、ブラウザへの独自の拡張機能インストール必須のWebシステム、スマホのマイナポータルアプリなどを行き来させられる。

 

何を考えたらこんなシステムを作れるんだ、とむしろ興味が湧いてしまうくらいには分かりづらい。

途中で脱落してしまうチャレンジャーもきっと多いと思う。

 

 

 

他にも「何度もマイナンバーカードを認証させられる」「UIがサイトごとに違う」などクソポイントを挙げればキリがない。

 

e-Taxが導入されて楽になった」というのは、「税務署に直接行く時間と交通費が浮いた」だけで、作業自体は何も簡単になっていない。

わざわざ平日に時間作って税務署行かなくて済むのは評価したいが、それ以外に評価できるポイントは何もない。

 

 

比較的ネットに明るい方の私がこれだけ苦労したのだから、結構な人がe-Tax断念しているに違いない。

税務署はこの時期に「確定申告相談コーナー」を設けているようだけど、あれは地獄になってると思う。

 

 

 

30

30歳になった。

 

30歳になってしまった。

 

 

20代という枠組みから外れたことに驚きを隠せない。

たしかに「若いね〜」と言われる機会が減った気がする。

なんなら口には出さないまでも後輩に「若いね〜」と思う機会が増えてきた。

 

もう若者ではないのだ。

 

 

いつまでも若くありたいと思っていたが最近は受け入れつつある。

大事なのは歳相応の中身を持っているかだと思う。

若者は多少ヘマしても、ある程度の範囲であれば「しゃあねえな」で許されるところがあるが、さすがに30にもなってしょうもないことはできない。

30代なら30代なりの人間性を持っていたいと思う。

「この人30過ぎてもあんなしょうもないこと言ってるの?」と思われないようにしたい。

 

 

20代を振り返ってみると、前半と後半で大きく違う。

 

20-24は学生時代がほとんどだったので、学業も遊びも多種多様な思い出がある。

学業の面ではいろんな知識を付けた。

遊びの面では、元々家に引きこもりがちだった性格が徐々に人と交流する楽しさを覚えていった。

海外旅行の面白さに気付いたのもこの時期。

 

一方、社会人になった25-29は思い出のレパートリーが少ない感覚がある。もちろん結婚等のライフイベントもあったし、趣味も増えたので、それなりに思い出はあるがどこか薄味だ。

コロナで仕方がなかったのかもしれない。

体調を崩して何度も休職したり、両親のことで思い悩んだりと、いろいろと自分のことや今後の生き方のことに考えることが多かったように思う。

 

 

30代はどんな10年になるか全く予想はできないが、おそらく一瞬で過ぎ去るのだろう。

 

 

 

 

 

最後に一つ。

 

先日とあるYouTubeで「最近薄毛を気になり始めた」という発言があり、それを聞いて思わず自分の頭皮を確認した。

「いつまでも若くありたいと思っていたが最近は受け入れつつある」と言ったがまだ受け入れきれていない。