打ちっぱなし

久しぶりの打ちっぱなし

義父と義弟に誘われてゴルフの打ちっぱなしに行った。妻は家でお留守番。 来月、義両親、義弟と5人でゴルフに行くので、久しぶりに練習しておこうというわけである。

3月の伊豆でのゴルフが恐らく最後だから実に半年ぶりである。

少し掴んでいたハズのコツはもう跡形もなく、また一からやり直し。 空振り連発。当たっても真っ直ぐ飛ばない。

こんな調子じゃ絶対うまくならないよな、と思いながらスイングを続けると、たまにクリンヒットする瞬間がある。クリンヒットしたときのいうのは、ゴルフクラブとボールがぶつかったはずなのに腕に衝撃がなく、それなのになぜかボールが遠くまで飛んでいく。

なるほどね、こういうことね、とわかったフリをしてまたスイングすると、腕にバイーンと衝撃が伝わって、ボールは変なとこに飛んでいく。再現性がない。

そんなことを繰り返しながら180球くらい打った。まだまだ暑いのでヘトヘトになった。

YouTube解説

クリンヒットしたときの快感が忘れられず家に帰ってすぐさまYouTubeで「ゴルフ スイング」で検索した。打ち方の解説動画がたくさん出てくる。

テキトーに覗いてみると、誰もが「肩幅と同じくらいに足を置いて、肘は曲げず…」と同じことを言う。

こういう動画を見るといつも思う。なぜどの動画も「どうすると良いのか」の解説はたくさんあるのに、「なぜ良いのか」の解説はあまりない。あってもせいぜい「こうしないと真っ直ぐ飛ばないから」程度のことしか言わない。すごくモヤモヤする。

正しい動きと意識する動き

ゴルフでは「肘を伸ばせ」とよく言われる。肘を伸ばした方がインパクトの際に衝撃がよく伝わるのと、再現性が高まる、らしい。

何度も言われるので自分でも肘を伸ばすことを意識してスイングをするのだが、うまくいかない。なんだか窮屈に感じる。おそらくぎこちない動きなっている。

逆に、のびのび自由にスイングしてみようと思ったときのほうがうまくいく気がする。あくまでも素人意見だが、この方が良いスイングをしているのだと思う。

おそらく「本来すべき動き」と「頭で意識すべき動き」が違うのではないかと思う。正しい動きしようとするとかえって正しくない動きになるのではないか。

たしかにサッカーで遠くにボールを飛ばそうとするとき、「利き足とは逆の腕を大きく広げる」といったような、正しい体の動きというのは存在するが、それを意識はしないし、練習のときにも意識したことはない。おそらく、練習の過程で気付いたら身に付いていた動きだ。

ゴルフにおいても、「肘を伸ばす」というのは結果に過ぎず、練習の過程で意識するとかえってうまくいかないのではないか。良いスイングを模索している過程で、気が付いたら肘が伸びているというのが正しいプロセスなのではないかと思う。

じゃあ何を意識するべきか、と聞かれると答えられないのだけれど。

と、素人ながらに思った。

本来の楽しみ方

私は今とにかく「よく飛ばすこと」を目標に練習しているが、おそらくこれは本来のゴルフの楽しさではないと思う。

ある程度よく飛ばすことができるようになって、実際にゴルフ場に行って、スコアやその場の状況を見ながら、今はどのクラブを使うべきか、どの方向に風が吹いているからどう打つべきか、リスクをとるべきか、みたいなことを考えながらプレーするのが本来の醍醐味だと思う。

この楽しさを感じるレベルに達すると加速度的に楽しくなっていくのだと思う。

早くこの境地に行きたい。

楽しみな予定

来月は義家族とゴルフに行く。めちゃくちゃ楽しみだ。おそらくその頃には涼しくなっていることだろう。大草原の中でボールをかっ飛ばしたい。

久しぶりの気張らなくてよい楽しみな予定だ。

かっ飛ばせると良いが。