今日、仕事で一瞬パニックになった。
まだメンタル面が本調子ではないことを悟った瞬間だった。
今日中にやり遂げたいと思っていた作業の雲行きが怪しくなった瞬間、やらなければならないことはわかっているのに、なぜかそれを心が拒絶をしてしまったのだ。
たとえ今日中にやり遂げることはできなくても、その作業をやらなければならない。
冷静に考えればそれをやる以外に答えはないはずなのだ。
それなのに心が拒絶して、体が動かなくなった。
体が動かない自分に対して自分でも驚いた。
おそらく自分の中で、その作業を「”絶対に”今日中にやらなければならない」という義務感みたいなものがあり、それが達成できないと分かった瞬間ショックで動けなくなったのだと思う。
自分は完璧主義なところがある。
10やらなければならないとき、きちんと10達成しなければ失敗なのだ。
たとえ9までできていてもである。
この考えは誰しもそうだと思っていたが実はそうではないらしい。
もちろん完璧主義にも良いところがある。
完璧主義であるということは、慢心しないということだ。
今まで自分の実力に慢心せず、努力を続けてこられたのはそういう性格があったからだと思う。
しかし、完璧主義はとても苦しい。
なぜなら完璧にこなせることなんて滅多にないからだ。
「滅多にない」のだ。
完璧にこなせないことの方がはるかに多い。
そのため完璧にこなせない自分にイラつき、苦しむ。
適応障害になって自分の性格を見つめることができたと思う。
自分の完璧主義を捨ててしまうつもりはない。
しかし、自分をもっと楽にしてやりたい。
まわりが自分に課しているよりも多くの義務を自分で自分に課してしまっているように思う。
今日だってたしかに今日中に終わらせるに越したことはないが、完璧に終わらせる必要はなかった。
自分で必要以上に義務を課していた。
「次からはもっとうまくやればいい」
そう思って今日は眠りにつきたい。