自分は音楽を聴かない。
世の中の大半の人達は音楽を聴いている。
(この記事で述べる"音楽"とは、現代の大衆音楽のことであり、クラシック音楽などは含まない)
家の中だったり、移動中だったり、仕事中だったり。
今、電車の中でこの記事を書いているが、
少し周りを見渡しただけでもイヤホンをつけている人をちらほら見かける。
どうやら皆、音楽が好きらしい。
だが、世の中の平均と比べてみて、自分は聴かない方だと思う。
その理由を考えてみた。
※ここから先は、偏見100%です。異論を言うのはナシ。
1. 聴くのが面倒
音楽を聴く人からすれば、何言ってるんだと思われるかもしれないが、
音楽を聴くのは面倒臭いのだ。
それは何故か。
まず、ここで前提として、
自分は全く音楽を聴かないわけでも、
好きな曲がないわけでもない。
「あ、この曲いいな」と思えることはあるのだ。
もちろんそのような曲を聴くのは心地よい。
そのような曲を自分から進んで聴くことはある。
しかし、大抵の曲というのは、5分程度で終わってしまう。
音楽を聴きたいという欲求は、5分程度で満たされるものではないため、
次の曲も聴きたくなる。
ここで問題が発生する。
スマホから流れてくる次の曲に対して、
自分は好意を抱いていないのだ。
「いや、この曲が聴きたいわけではない」
という気持ちになる。
音楽を聴きたいという欲求に真に応えるためには、
自分で次の曲を選択しなければならない。
この作業が5分おきにやってくるのだ。
面倒極まりない。
曲を選択するというのは、意外と脳のメモリを使うような気がする。
そして音楽を聴きたいというシチュエーションはリラックスしたい場面が多く、
この作業がなおさら鬱陶しい。
2. 好きなアーティストが存在しない
聴く曲を自分で選ぶのが面倒なら、
好きなアーティストのアルバムを聴けばいいじゃない。
そんな意見が聞こえてきそうである。
だが、そんなマリーアントワネットみたいな意見は通じないのだ。
なぜなら好きなアーティストが存在しないからである。
別に好きな曲がないわけではないことは既に述べたが、
「あ、この曲いいな。このアーティストの他の曲はどうかな」
と思い、聴いて見るが、まず間違いなく裏切られる。
「いや、こんな曲は求めてないんだが」
となる。
3. テーマが恋愛ばかり
ここからは完全に偏見である。
大衆音楽(少なくとも邦楽)は、恋愛に関する曲ばかりだ。
「あなたのことが好き」だの「別れて辛い」だのそういうのばかりである。
他の娯楽(漫画、小説等)や芸術(絵画、書道等)と比べて恋愛のウエイトが大きすぎる。
恋愛に疎い自分からしたら、
お前らそれしか頭にないのか、と感じる。
口を開けば女の話しかしない人間がいるが、
まさにそんな目で見てしまう。
(全てのアーティストがそうではないのはわかっている)
こんな理由で音楽、というよりは音楽業界がなんか好きじゃない。
4. 音楽について語っていた奴らがなんかいけすかなかった
これももちろん偏見である。
だいたい多くの人間が能動的に音楽を聴き始めるのは、中高生の頃だと思っているが、
当時、音楽にハマっていた奴らがなんかいけすかなかった。
急にギターを始めたり、音楽について語り始めたりして、
「俺音楽わかってます」みたいな顔してるのがすごく嫌だった。
そんな理由で音楽聴いている人に少しネガティブなイメージを抱いてしまうし、
自分も音楽を聴くとそんな奴らの仲間入りをする気がして、
なんか聴く気にならないのだ。
パッと思いつくだけでこんなところである。
いつからこんなに捻くれてしまったのだろう