2022年新しいことをするシリーズ第30回。
今回はYouTubeのプレミアム会員になった話。
汚いものは見ない
「え、こんな人もやってるの??出会い探しなら、◯◯」
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「◯◯市民のあなたに必見の脱毛サービス!!」
世の中は広告で溢れている。
電車に乗れば電光掲示板が必ず目に映るし、郵便受けを開ければチラシが入っているし、テレビをつければ良いところで必ずコマーシャルが入る。
この社会で広告がなす役割は大きく、広告なしでこの社会は成り立たないだろう。
そんな現代社会で、私が一番広告に触れる機会はおそらくYouTubeだ。
私は暇な時間によくYouTubeを見る。
YouTubeが無かった頃はどのように日々を送っていたかわからないくらいだ。
そしてYouTubeを見るためには必ず広告を見なければならない。
見たい動画の前にはほぼ必ず5秒の広告動画が1つ、もしくは2つ画面に映るのだ。
運が悪いときは15秒見続ける必要がある。
テレビを見て育った私としては、広告を見ること自体は慣れており、別に良いのだが、
このYouTubeで流れる広告がとにかく不快なのだ。
マッチングアプリ、詐欺まがいの投資系、ヤクザを操る謎のソシャゲ…
どれも私が全く興味ないものである。
YouTubeの広告ってユーザーに興味があるものを選定しているのではないのか?
私はこんな広告に釣られるような人間だと思われているのか?
興味がないだけならまだ良い。
なんか不愉快に感じるのだ。
今思えばテレビのCMって良心的だったな、と。
消費者からのイメージを大事にしている企業ばかりなのか、洗剤とかお菓子とか特に興味がなくとも不愉快には感じなかった。
とにかく最近はこの広告にうんざりしてきた。
金で買うストレスフリーな生活
YouTubeの広告を見ないようにする方法が一つある。
YouTube Premiumの会員になることだ。
月額1180円。
課金すれば、
YouTubeが広告無しになり、
バックグラウンド再生やオフライン再生ができ、
YouTube Musicが使える。
これを高いと見るか安いと見るかは人それぞれだろう。
私は若干高いと思っていた。
しかし、気付いた。
ファミリープランがあるではないか。
月額1780円で、同居家族なら6アカウントまで使える。
妻にこれを持ちかけたところ、ノリノリで乗ってきた(変な日本語だな)
2人で割れば1人当たり890円。
これなら入ってもいいかな、という気になる。
妻はもともとSpotifyに入っており、それよりも安く入れることになるので食い気味で乗ってきた。
早速入会。
(最初の1ヶ月は無料)
負けた気はする
正直なところ、YouTubeというサービス、というかGoogleという巨大企業に負けた気がしないわけではない。
YouTubeが不快な広告を見せなければプレミアム会員になることはなかった。
あえて不快な広告を見せていたのではないかと疑いたくなる。
しかし、YouTubeによって生活が豊かになっている一面は否定できない。
そして、よりストレスフリーな生活のために課金したのだ。
悪い契約ではないはずだ。
もう無課金ユーザーには戻れない
実際プレミアム会員になってみて思うのは、
かなり良いということだ。
会員になり、早速YouTubeをつけたのだが、広告がないことに戸惑う自分がいるのだ。
プレミアム会員になった人ならわかると思うのだが、YouTubeつけて動画をクリックしたら、
「あ、いきなり動画始まった」というように少しびっくりするのだ。
無意識に広告に身構えるように調教されていたことに気付く(恐ろしい)
また、地味にバックグラウンド再生ができることの良さを感じている。
普段スマホでYouTubeを見ていると、gmailやLINEの通知が来ることがある。
それらの通知をスルーすることもあるが、それらの通知から一時的に別アプリに飛ぶことはよくある。
そういったとき、今までは一時的にYouTubeの動画が止まっていたのだが、バックグラウンド再生により、別アプリをいじっているときも見ていたYouTubeの情報が音声によって入ってくる。
そして、一時的な用事を終え、またYouTubeに戻ったときに、そのまま動画を見ることができるため、快適なのだ。
たとえば、食事をしながらテレビを見ているときに、箸やコップに視線を移している間はいつもテレビが止まっていたらなんか嫌ではないだろうか。
バックグラウンド再生は「ながら見」を可能にしてくれる。
YouTube Musicも利用できるのだが、ぶっちゃけこれは持て余している。
そもそも普段から音楽を利用しないからだ。
音楽を頻繁に聴く妻は満足しているとのこと。
まとめると、
YouTube Premiumは月額1180円なため、他の定額配信とか比べて若干割高な印象だが、
同居家族がいる人や、
普段から音楽配信を利用している人にとっては、
なかなか良いサービスでないだろうか。
今回はそんなところ。