2022年新しいことをするシリーズ第16回。
今回は学会誌を読む話。
最近思うことがある。
インプットがない。
最近仕事では主にプロジェクトのコスト管理を行っているのだが、数字をごちゃごちゃとまとめるだけで何も新しい発見や学びがない。
インプットが全くないため成長を感じないのだ。
自分が前に進んでいる感覚がない。
そこで思う。
勉強したい。
勉強すると言っても、なかなか自分の望む勉強ができるとは限らない。
なぜなら勉強の素材がないのだ。
自分の専門分野の専門書がそう簡単にあるわけでも入手できるわけでもない。
いろいろと考え、専門分野の論文を読むことにした。
正規のルートで入手するには、まず学会員になる必要がある。
ただし年会費10000円。
いや、高い。
ディズニープラスを一年入るよりは安いのだが、なんか高く感じる。
そこで、図書館で入手できないか考えた。
まずは大学図書館。
自分の大学の図書館に行けば卒業生資格で借りられるが、いかんせん大学が遠い。
次に公立図書館。
ネットで調べたところ公立図書館にはそもそも置いてなかった。
うーむ、やはり学会員になるしかないのか、と思ったがそこでひらめいた。
会社の図書室にあるのではないか。
そう、うちの会社は専門書を保管する図書室がある。
普段誰も使っていない部屋だがあそこに学会誌や学会論文があるのではないか。
あった。
タダで入手できるありがたさ。
早速借りて読んでみた。
パラパラとめくって読んでみたが、いくら自分の専門領域とはいえ、さらに細かく専門分野が分かれているため、他人の書いた論文を理解するのは難しい。
ほとんどが理解できない。まあ当たり前のことである。
だが、理解できるものもないわけではない。
なかなか面白い研究が書いてあった。
今後もちょくちょく読んで知見を広げていきたい。
一時はこの業界に対する興味さえ失ったというのに、この分野の知識を深めたいと思えるようになったのはいい傾向だと思う。
今回はそんな感じ。