東横さんぽ 自由が丘~田園調布

東横線沿いを散歩するシリーズ第4回。

 

今回は前回の続き↓ということで、自由が丘駅から歩きます。

strawpenguin.hatenablog.com

 

久しぶりのさんぽ

前回の東横さんぽは11月。

半年ぶり。

 

まあ冬は散歩する気になれないので仕方ない。

 

ちょうど今の季節は花粉も終わり、過ごしやすい季節。

もうすでに暑くなり始めている感は否めないが。

 

 

半年ぶりの自由が丘駅


ということで来ました、自由が丘駅

普段この駅を利用することはないので、前回の散歩以来、半年ぶりである。

 

この街はよくおしゃれな街としてメディアで紹介される。

カフェやスイーツ店が多いとのこと。

 

(実際歩いてみると、そんなおしゃれには感じないことは黙っておく)

駅前のロータリー。

何やら緑色のTシャツを着た人たちが、イベントの準備を行っていた。

日曜の12時過ぎに準備しているとはどういうことなのだろう。

 

駅の逆側はこんな感じ。

飲食店が節操なく並んでいる。

 

ここでお昼ご飯にいい店はないか探していたら、オムライスがおいしそうなレストランを見つけた。

だが入口に女性客が大量に待ち行列を作っておりあきらめた。

さすが自由が丘。

 

とりあえず、隣の田園調布駅方面に向かって歩いていく。

なんか空が暗いように見えるが、天気は晴れている。

 

子ども向けの催しが行われていた。

私は小さい頃スーパーボールすくいの名手だった。

 

歩行者のためだけのエリア。

ベンチがたくさん並んでおり、これぞ休日という感じ。

私はこういう雰囲気が好きだが、少し人が多すぎるな。

 

カフェでランチ

空いているカフェを見つけたのでここで昼食をとることにした。

カフェ兼レストランという感じで、メニューはアジア系のものが多かった。

 

店頭のメニューが美味しそうだったので、入店したのだが、店内は心配になるくらい空いていた。

 

しかもタッチパネルによる食券制。

意外だなと思いつつ、メニューを選んでいると、私の入店に気づいた店員さんが私の横でスタンバイし始めた。

おそらく発券後すぐに対応するためなのだろうが、私がどのメニューにしようか考えている間横でずっと見ている。

これは私の被害妄想なのだが、ちょっと圧を感じる。

私が、

シンガポールチキンとかいうメニュー美味しそうじゃん、これにしよー。ドリンクセットがお得そうだな。えっ、ドリンクってワインも選択できるの?日曜の昼に自由が丘でワインってちょっとエレガントすぎん?行っちゃう?ワイン行っちゃう?行っちゃおう!あっ、ワインは追加料金かかっちゃうのね。うーん、別にそこまでワイン飲みたいわけでもないから、普通の紅茶にするかー」

と悩みながら食券を選択する様をずっと横で見てた。

 

支払いを終え、席で待っていると運ばれてきた料理がこれ。

普通に美味しかった。

これは当たりを引いた。

 

次第に客が増えてきた。ちょっと安心した。

 

退店し、歩いていく。

徐々に住宅街に入っていく。

 

線路にぶつかった。

方向的に東横線の線路にぶつかるはずはないのでどういうことだろうかと思いながら歩く。

 

東急目黒線奥沢駅というところに着いたらしい。

東急東横線は一部の区間東急目黒線と被っているのだが、田園調布駅から二方向に分岐する。

一つは自由が丘駅。もう一つがこの奥沢駅

 

別の角度から見た奥沢駅

おじさんが大声で「かちょ~~~!!」と言いながら自転車をこいでいたのが印象的だった。

 

分岐点。

どっちに進むか迷ったが、「人間は左を選択する習性があるから、左側には罠が仕掛けられている可能性がある」とハンター試験でクラピカが言っていたので、右側に進むことにした。

 

CITY OKUSAWAの文字がいい味を出している。

 

 

商店街とも住宅街とも言い難い道を歩いていく。

 

この「止まれ」の標識、写真だとよくわからないが、ちょっと大きい。

普通の「止まれ」の標識がMサイズだとしたら、XLサイズくらい。

ちょっと大きいなと思って写真を撮っていると、自転車に乗っていた人に気味悪がられた。そりゃそうだ。

 

田園調布駅を目指して歩く。

ここらへんからマンション名に”田園調布”という名前が入るようになる。

 

散歩をし始めて気づいたが、道を歩いていると、マンション名に入っている地名が切り替わるタイミングが明確にある。

生活圏の境界線みたいなものをまたいだ感覚があって、少し面白い。

 

大きな通りに出た。

よく見ると「大田区」の文字がある。

えっ、ここ大田区なの?

自由が丘は世田谷区だったはず。

東横線大田区を通っている印象はなかったので、ちょっと驚いた。

 

振り返ると世田谷区と書いてあった。

何が起こっているんだ。

 

どうやらこの通りは環八通りらしい。

私は未だに環七とか環八とかがよくわかっていない。

 

上京したばかりの頃、「環八」って聞いて魚の「カンパチ」かと思ったことがある。

 

すまない、さすがにそれは嘘である。今テキトーに考えた。

 

地元の中学校からサッカー少年たちが出てきた。

日曜なのにえらい。

 

それにしてもこの地域一帯に停まっている車のBMW率の高さは何だ。

 

途中、「何らかの謎を解かないと開かなそうな玄関」や「異様にドア間の狭いマンション」などを見かけたが、さすがに民家をアップするのは控えておく。

 

店が増えてきた。

”駅前”に入ったのを感じた。

この坂道の先にあるのがおそらく駅舎。

ちょっとRPG感ある。坂道の上に城があるみたいな。

 

駅に着いた。

 

えっ。

 

ちょっとおしゃれじゃない?

人通りも落ち着いており、私が思い描いた「自由が丘」はどちらかというとこっちだ。

 

ということで駅に着いたのだが、

 

この先に何があるのだろうか。

気になったので行ってみる。

 

おしゃれなロータリーがあった。

 

ロータリーからは三本の並木道が伸びていた(画角の関係で映しきれなかった)

 

ちょっとおしゃれすぎんか?

 

勝手なイメージで言うと、「セレブな女性がサングラスかけて、平日の昼下がりに愛犬を連れて、高級パン屋さんに足を運んでいそう」な街である。

そんなことを思っていたら、全く同じことを後ろのカップルが言っていた。

 

どうやら計画的に作られた街で、渋沢栄一が関わっているらしい。

 

関東の駅百選認定駅だそうです。

関東の駅ってどれだけあるんでしょう。

 

 

ということで、今回の散歩はここで終了。

 

知らない街を歩くのは結構面白いのでオススメ。

 

 


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距離は3kmほど。

序盤に謎の上下動をしているが、それはGPSのバグ。