ハワイ旅行記。
3日目編。
博物館と宮殿
この日は基本的に各自自由行動ということで、私たちは博物館と宮殿に行くことした。
というのも、私がハワイの歴史や文化を学んだということで、どうしても行きたかったのだ。
もともと芸術などに興味がある義母もせっかくなので一緒に行くことになった。
行ったのはビショップ博物館とイオラニ宮殿。
どちらもハワイの歴史や文化を学べる素晴らしい施設である。
一通り勉強してからこれらの施設に行くと、展示品がめちゃくちゃ面白いので、今後ハワイに行く人はぜひそういう楽しみ方をしてほしい。
(入館料はとんでもなく高いので注意)
サンセットクルーズ
夕方から義両親・義弟とクルーズ船に乗り、海上で夕日を見ることにしていた。
港について、船に乗り込む。
私達以外の客は、これぞアメリカ人といった若者のゴリゴリの陽キャ男女集団×2~3、インド系のとんでもなくお金を持っていそうな家族、派手な服を着た若い男性二人といった感じ。
少し、沖に出てそこから見るホノルル市街、そして海に沈む夕日は格別だった。
今、私はとんでもない贅沢をしています!
そんな感じ。
とてもきれいな景色に私はずっと感動していたのだが、妻が船酔いでぐったりしていた。
旅の疲れもあるのだろう。
幸いクルーズ船にはソファ席のようなものがあって、そこで横になっていた。
私は一人カメラを持って夕日や街の写真を撮っていたら、
派手な服を着た若い男性二人に声をかけられた。
「おい!俺たちの写真を撮ってくれよ!!カモンカモン!!」
酒を飲んで完全に出来上がっているようだったが、しゃあねえなと思い、彼らのスマホを借りようとしたら、
「違う!違う!お前のその良いカメラで撮ってくれよ!!カモンカモン!!」
なんでやねん、と思いながら何枚か写真を撮った。
「君らは友達なのかい?」と尋ねると、
「違う、俺たちは友人じゃない!フィアンセだ!」と言って口づけを見せられた。
確かに二人とも派手な服を着ていると言ったが、完全なペアルックだった。
その勢いに思わずびっくりすると、男の一人が、
「俺たちweirdだろ?」
と言ってきたが、別にいいと思うと返した。
インスタのアカウントを交換し、後で写真を送ってあげることにした。
(結局送っていない)
その一部始終を義両親は笑いながら見ていた。
クルーズ船から降りて、義祖父母と合流。
ステーキを食べてこの日を終えた。