名作ボードゲーム”カタン”の攻略を考えてみる~応用編①~

カタンというボードゲームにハマっている。

 

(実を言うとここ最近やってなかったけど、またやり始めた)

 

カタンの基本ルールや戦術は以前に述べた。

 

strawpenguin.hatenablog.com

 

今日はその応用編を考えたい。

 

というのも、基本編を書いて満足していた私だが、オンラインでやっても全然勝てないのだ。

 

基本オンラインだと3人対戦なのだが、勝率は3分の1よりも明らかに低かった。

 

上級者が多いと言えばそれまでなのだが、上級者との違いはなんなのか。

 

私なりに考えてみた。

 

 

ズバリ、他人の邪魔をできているかどうかである。

 

 

ついつい次にどこに開拓地を置こうか、次は発展カードを引こうか、などと自分の勝利プランばかり考えてしまうが、気づいたら他人の方が数歩先に行っている場合がある。

 

大事なのは他人の動きも見つつ自分の戦略を立てるか、である。

(これはどのゲームにも言えることだとは思う)

 

それでは具体的にどうようなムーブをすると良いか挙げていく。

 

他人の一番キーとなるマスに盗賊を置く

カタンで他人の邪魔と言えば盗賊である。

 

盗賊を置かれたマスからは資源が取れない。

 

自分がサイコロで7を出したとき、騎士カードを使ったとき、これをどのマスに置くかとても重要である。

 

ついつい、最も出る確率の高い6や8のマスや、開拓地がたくさん置かれているマスに置けばよいと安直に考えてしまう。

 

それは決して間違いではないが、最も大事なのは相手にとって最も嫌なマスに置くことだ。

 

今一番脅威となるプレーヤーは誰かを考え、そのプレーヤーが最も嫌がるマスに置くことが大事である。

 

今、最も得点を稼いでいるプレーヤーが道を広げようとしているのなら、そのプレーヤーの木や土のマスに置くといったことをすれば相手が嫌がる。

 

自分がプレーしていて、他人が私を陥れようと盗賊を置いてくることがあるが、たまに見当違いのマスに置いてくることがある。

 

確かにそのマスは確率的には高いが今その資源は重要じゃない、といったことがたまにある。

 

逆に一番今欲している資源のマスに置かれると本当に困る。

 

大事なのは安直に期待値で考えるのではなく、相手目線で考えて置くことだ。

 

相手が開拓地を置こうとしているマスの隣に開拓地を置く

自分のことばかり考えていると自分の欲しい資源のマスに開拓地を置きがちである。

 

しかし、相手の邪魔をする開拓地という考え方もある。

 

相手が今、道を二つつなげて開拓地を置きたがっている。

 

そのような状況でその隣のポイントに開拓地を置いてやると、相手はせっかくつなげた日本の道が無駄になるのだ。

 

相手からするととても嫌なプレーである。

 

自分にとってあまりメリットのない開拓地かもしれないが、相手にとってはとても嫌な位置なのだ。

 

 

 

以上のように他人の戦略を観察してそれを妨害するプレーを覚えていくと戦略の幅が広がる。

 

見事に決まるととても気持ちいい。

 

次の記事では心理的なプレーを考えたい。