謎の憂鬱感
昨日、会社に行くのがあまりにも憂鬱で休んでしまった。
逆に言えば会社を休むほど憂鬱だった。
この憂鬱さは一体何なのか。
決して今の業務負荷は高いとは言えないし、毎日定時で帰っている。
誰が見てもホワイトな勤務である。
それなのに毎朝ひどく憂鬱で、あまりにも憂鬱で会社を休んでしまったのだ。
自分でも全くわからない感覚だった。
しかし、一日寝て過ごしてなんとなくこれが理由なのではと思ったことがある。
それは次の2つだ。
・忙しくないこと
・仕事へのモチベーションがないこと
順に説明していく。
時間が長く感じる
まず、一つ目の理由として忙しくないことが挙げられると思う。
これは一見すると余裕があって良いことのように見えるが、忙しくないというのは時間が長く感じられるのだ。
つまり、私のような定時に帰る人、言い方を変えると、定時までは絶対帰ってはならない人にとってはそれだけ仕事という存在が重く感じられるのだ。
残業するのが当たり前の生活をしていた頃は忙しくない時期に憧れた。
それは忙しくないとそれだけ早く帰ることができるからである。
しかし、私は忙しかろうと忙しくなかろうと帰る時間は同じなのだ。
そのため、忙しくないという一見プラスに見えることがマイナスに働いたのではないだろうか。
楽しさを感じられない
二つ目の理由として、仕事へのモチベーションがないことが考えられる。
一つ目の理由は忙しくないことで時間が長く感じられると書いたが、別に楽しいことであれば長く感じられても問題ないのである。
しかし、今の業務は私にとって全く楽しいと思えない。
好きでもない料理を毎日食べさせられているような感覚だ。
なぜ楽しくないのか。
それは仕事をやる動機がないのだ。
もちろん生活をするためには働かなければならない。
しかし、それ以上の動機が今の仕事には感じられないのだ。
もちろん、私が入社した頃は、すぐに一人前になってやるとか、同期の誰よりも早く出世してやるとか、ギラギラしたことを考えていた。
(実際、同期との研修を経て、それは実現可能な目標に見えた)
しかし、一度適応障害になり、仕事で心を壊してしまってから、今の仕事でのし上がってやろうという気持ちは全く湧いてこない。
そのため、今の業務に対するポジティブな動機がないのだ。
そのため、他人に食わされている感が強く、自分で食っている感がない。
できるだけ効率よくタスクをこなすことだけを考えている。
これからどうするか
考えられる理由を整理したところで、これからどうすればよいのか。
さすがにこれ以上有休を消化したくない。
そのうち忙しくはなると思うが、問題はモチベーションである。
モチベーションなんてつけようと思ってつくものではない。
ましてや、一度失敗した職場である。
自己啓発本や仕事関連の本でも読んでみようか。