迷うのは目的地がないから

最近会社に行くのが億劫である。

 

毎朝会社に行くか行かないかの葛藤を乗り越えてなんとか会社に行っている。(正確には二回ほど休んだ)

 

毎朝思うのだ。

 

「今日一日を乗り越えられる気がしない」

 

一日がとてつもなく長く感じられ、とうてい自分が持たないような気がするのだ。

 

 

なぜなのか考えてみる。

 

 

なぜ一日が長く感じられるのか。

 

 

一つの理由としては仕事量が少ないからである。

 

今はリハビリ期間で周りにすごく気を遣われているのを感じる。

 

そのため、割り振られる仕事量は少ない。

 

仕事量が少ないから退屈している。

 

だから時間が長く感じられる。

 

 

これは間違いなく理由の一つだが、理由としては不完全である。

 

カウンセラーに今は仕事が少なくて退屈だという話をしたら、

 

「自分で自分にノルマを課してみたら楽しめるのでは?」

 

とアドバイスをもらった。

 

 

しかし、これに対してどこか抵抗する自分がいるのだ。

 

 

仕事に熱中することに乗り気にならない自分がいるのだ。

 

 

おそらくそれが仕事が長く感じられることの真因だろう。

 

 

仕事に熱中できない、仕事に熱中したくないのだ。

 

 

なぜ仕事に熱中したくないのか。

 

それは仕事に対するモチベーションが持てないことが原因な気がする。

 

 

 

どうやったら仕事にモチベーションが持てるのか。

 

考えていくうちに気づいたことがある。

 

 

自分には今、なりたい自分像がない。

 

 

こうなりたいという将来の理想像が自分にはない。

 

だから自分の普段の仕事に意味が見出せないのだ。

 

今自分に足りないのはどうやって進むかの地図ではなく、目的地そのものだ。

 

実際仕事を楽しんでいた一年目の頃は、一人前の技術者になりたいとか、社会に貢献したい、といった夢があった。

 

しかし、仕事をしていくうちに仕事の汚い部分がいろいろ見えてきて、心を病んで、気がつくとそういった夢は壊れてしまっていた。

 

 

自分は何をしたいのだろう。

 

一から考えるために積ん読状態だった「7つの習慣」を読もうと思う。