この本読めばわかるが、なかなか7つの習慣の説明をしてくれない。
まず最初はいかに7つの習慣が大事かを語ってくる。
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世の中、悩みを抱えている人は多い。
そしてそれらへの対処法はたくさん出回っている。
コミュニケーションを円滑に行う方法や人を効果的に動かす方法などいろいろな書籍やサイトで紹介されている。
それらのほとんどは「個性主義」によるものである。
(「個性主義」とは、この本でうまく定義されていないが、私の理解では他者との関係性によって成り立つものを第一とする考え方だと思う。「個性主義」という名前があまり適していないように思う)
しかし、「個性主義」は小手先のテクニックを紹介しているもので根本的な解決方法を示していない。
大事なのは「人格主義」なのだ。
(この本は「人格主義」もうまく定義されていないので、また私の理解になるが、他者との関係に依存しないものを第一とする考え方だと思う)
確かに小手先のテクニックを行うことでその場では一見解決するように思えるが、根本的な解決に至っていないことが多い。
根本的な原因を解決するのは「人格主義」であり、「7つの習慣」によって成し遂げられるのである。
そして「人格主義」を習得するにはステップがある。
まずは、他者への「依存」の状態から脱却し、「自立」すること。
何事も他人のせいにしたり、他人の評価を気にしたり、そういった「依存」した状態から脱却し、「自立」する。
そして「自立」の状態から「相互依存」の関係に進化すること。
「自立」によって自分自身の内面を確立したら、次は他者と共に成長する「相互依存」の関係性へと移行する。
「自立」を成し遂げるのが第1~3の習慣、「相互依存」を成し遂げるのが第4~6の習慣らしい。
そして第7の習慣は、それら6つの習慣に磨きをかけ、真の自立、相互依存を実現できるようになるらしい。
次はいよいよ一つ目の習慣について読む。(この本前置きが長い)