以前の記事で、三度目の休職に至った理由として、
劣等感、不安感、虚無感が挙げられると書いた。
今回の記事では、その不安感について書く。
自分の中には不安感が常にある。
自分の価値が脅かされるのではないかという不安感である。
とくに年上の人間と話すときにそれは顕著になる。
自分はこの人に怒られるのではないか。
常にそのような気持ちを抱きながら接している。
このような不安感を抱くようになった理由も、
劣等感と同じく父の影響な気がする。
父は周囲が自分の思い通りに行かないと怒鳴りつけることで、
思い通りにしようとコントロールしてきた。
そのため、父にはしょっちゅう怒られたものである。
そのような環境で育ったため、
人に怒られてはいけない、怒られると価値がない、
そのような思考をするようになったのだと思う。
では、その不安感を和らげるにはどうすればよいか。
それは、怒られた際に、
「自分以外も怒られるものである」
と思うことである(らしい)。
これは心理士に言われたのだが、
私は仕事をうまくやっている人を見ると、
「この人は怒られることがないんだろうなあ。いいなあ」
と思ってしまう傾向がある。
しかし、実際はそんな人間はいないのだ。
もし、「怒られない人」が実在すると考えていると、
「怒られない人がいるのに、自分は怒られてしまってなさけない」と
考えてしまい、怒られることへの抵抗が大きくなってしまう。
そのため、皆怒られるものである、と認めることが大事なのだ。
他にも不安感を弱める方法があるのかもしれないが、
今思いつくのはそれくらいである。
日々の生活でもこれを意識していきたい。