海外旅行にハマって以来、興味の湧いた分野がある。
世界史である。
海外旅行でその国の文化を体験するうちに、
だんだんその国の歴史に興味が湧いてくる。
ということで、最近は世界史関連の本を読むようになった。
いろんな本を読んでいると、自分はいかに世界史を知らないか痛感する。
たしかに自分は、高校時代は必修として世界史の授業を受けたことはあるものの、
受験科目として世界史は受けていなかった。
そのため、なんとなく聞いたことのある用語は多いが、いまいち頭に入っていないのである。
そこで、一度世界史をしっかり勉強しようと思い立ち、
歴史能力検定世界史3級を受けることにした。
歴史能力検定とはどこかの団体が行っている検定で、
2級、3級が高校世界史の範囲、1級はマジでやべえ奴向け、みたいな感じ。
ちなみに2級を合格すると、高卒認定試験の世界史をパスすることができるらしい
(自分には関係がないが)
最初なので、弱気に3級を受けることにした。
どうやって勉強するかだが、
問題なのは、この検定向けの教材が全然ないことである。
公式問題集はあるが、なぜか全級向けの問題集しかなく、とりあえず3級を受ける自分からするとコスパが悪い。
範囲が高校の世界史ということで、
高校世界史向けの参考書と、
共通テスト(旧センター試験)向けの問題集を買った。
勉強を始めてまず思ったのが、
高校世界史の範囲多くない?(汗)
ということ。
参考書を読むこと自体は、
新しい知識が入ってきて楽しいのだが、
いかんせん範囲が多い。
そして、読んでいるだけだと、記憶として定着しない。
なんとなく聞いたことのある用語は増えるのだが、
問題として問われるとわからない。
挫折した…
気がつけば試験当日である。
完全に諦めムードで家を出ると、
受験票を忘れたことに気づき慌てて家に帰る。
電車に乗って、今度は筆箱を忘れたことに気づくが、もう間に合わないので、
コンビニで筆記用具を買うことにする。
そんなこんなで試験会場に着いたのはギリギリだった。
試験会場はだいぶ歳上の人から高校生くらいの人までさまざま。
同じエレベーターに乗った人の受験票には、
「1級日本史」と書いてあってビビる。
試験が始まって問題を解き始めた感覚としては、
共通テストよりはシンプル??
って感じ。
だが、全くわからない。
なんとなく聞いたことあるけど、解けはしないのだ。
適当に解答して、早抜け。
まあ間違いなく落ちたと思う。
また来年リベンジしたい、と思う。