大人数の飲み会がとにかく苦手

最近職場の飲み会が多い。

 

新人が配属される時期で歓迎会と称して、飲み会が多く開催される。

 

昨日も課の飲み会だった。

結構人数の多い課なので、20人以上いたと思う。

 

同じ課といっても、チームが違えば業務で接することもあまりない。

別チーム所属の関係会社の社員にいたっては顔すら知らない。

 

私はこういう類の飲み会が本当に苦手だ。

苦手だし、大嫌いだ。

 

最近までコロナでこういう飲み会がなかったが本当に助かっていた。

しかし、脱コロナということで飲み会が復活し始めている。

飲み会嫌いとしては本当に辛い。

 

 

今回は飲み会の何が嫌かについて書いていく。

 

まず、よく知らない人とお酒を飲もうという時点で楽しくないのが普通ではないか。

席に着いた時点で横の人が誰なのかわからない。

名前を聞くところから始める。

お互い当たり障りのない、薄っぺらい話で場をつなぐ。

相手の「なんとか会話をつながないと」感がひしひしと伝わるし、おそらくこちらからも伝わっている。

この状況はいったい誰のためにあるの?と考えてしまう。

「いや、これからの仕事で生きてくるかもしれないじゃん」って真面目な人間は言うかもしれないが、この時点で初対面なのだから今後仕事で関わる可能性はかなり低い。

「いやいや、初対面の人との会話を楽しみなよ」って飲み会好きは言うかもしれないが、それなら仲のいい人と飲みに行きたいし、だったらお前は普段から道端でテキトーなオジサン捕まえて飲みに行っているのかと。

 

 

まだ会話を繋ごうと周囲に気を配っている人がいるならまだいい。比較的当たり。

問題はその場の人間に関係なく好き勝手話すタイプ。

私が知らない人の話や知らない話題を展開し、とくにフォローもないので、こちらが全くついていけなくなる。

「知らない内容なら質問すればいいじゃん」と陽キャは言うかもしれないが、盛り上がっている会話止めて話についていこうとするのはかなりの労力である。

そもそも一部の人間しかわからない話で盛り上がるなよと言いたい。

 

飲み会で運良く話についていけていても、横の席の人が会話に入り込めていないと私はすごく気になってしまう。

「あーこの人いま話についていけてないなー。どうする?この人に話題振るべき?どうする?」みたいなことばかり考えてしまいひどく疲れてしまう。

昨日の飲み会も自分のテーブルでは筋トレの話で盛り上がっていたが、横のオジサンは話に入れていなかった。

たしかに見るからに運動興味なさそうだなーとは思いつつも耐えきれず、「筋トレとかします?」と聞いたところ、「いや、見ての通りしないっすね」で終わり。気まずい空気。

誰か正解を教えてくれ。

 

あと、長テーブルのお座敷、あれやめろ。

大人数の飲み会に適していると思われているが、あの座敷で生き残れるのは飲み会強者。

長テーブルの座敷だとテーブルに区切りがないため、自由に会話グループが出来上がってしまう。

そう、はぐれものが出来るのだ。

体育の授業でペア作れなかった人、みたいな人間が出来上がるのだ。

両サイドどちらの会話も若干遠く入りづらい。

ちびちび酒を飲みながら、目の前の鍋の様子を確かめるくらいしかできない。

傍から見ると結構目立つ。

「あ、今、自分目立ってるなー。浮いてる感出てるなー」と考えるもののどうすればいいかわからない。何の罰を受けているのか。そんな悪いことしたか?

 

たぶん唯一の答えは席移動なのだろう。

ただ、これについても私は言いたい。

飲み会の途中で渡り鳥のごとく席を移動してる人いるけど、あれってどうやるん?

私が席を立つと間違いなく、「ここのテーブルがつまらないから席を立った」感が出てしまうし、移動先のテーブルでも、「なんかノコノコやってきたぞ」と注目されてその場の話を止めてしまう。

絶対に不自然な動きになってしまうのだ。

あれを自然にこなしている人のテクニックは知価として共有してほしい。

 

席を離れる人は軽い気持ちだろうが、「うわ、これからこのテーブルはこのメンツだけで盛り上げなきゃいけないのかよ」という戦慄は走ってるからな。お前がキーマンである可能性を忘れるなよ。

 

ていうか、あの渡り鳥達の箸と皿ってどうなってるの?

たいてい自分のコップだけ持っていくイメージあるけど、移動先で出てきた食べ物はどう食べてるの?

食べてないの?それとも渡り鳥達の箸と皿は共有されてるの?

 

そして、飲み会が終わった後、お店の前でずっとだらだら話し続ける風潮なんなん?

帰ろうや。一人だけ帰るわけにもいかんし、あそこは幹事が責任持って「帰れ」って言ってくれ。

 

 

ということで大人数の飲み会は終わった後の疲労感が大きい。

帰り道が他の人と被らないことをいつも祈っている。

 

飲み会は少人数でやってほしいし、テーブルは区切りのあるやつにしてほしい。

飲み会苦手勢の切なる願い。