2022年新しいことをするシリーズ第19回。
今回は酢を飲む話。
美しい酢
結婚式までいよいよあと一週間となった。
絶対にコロナに罹ってはいけない。
うがい手洗いをしっかり、体調管理は万全に。
そんなことを話しながら妻とスーパーに立ち寄った。
出来ることは全てやろうということで、私は普段飲まない(そもそも信じていない)R-1をカゴに入れた。
すると、妻が
「それじゃあ、『ミチョ』買おう!」
と言った。
ミ、ミチョ??
なんだそれは。
どうやら「美酢」と書いて「ミチョ」と読む酢のことで、健康食品の類いらしい。
(これまた韓国発の健康食品だ)
当然のことながら私は初耳だった。
しばらく売り場を探してみたが見当たらない。
そこで、妻が店員を見つけ、
「『美酢』ありますかー?」
と聞いた。
すると、店員は、
「あ、はい、こちらです」
と即答。
私が店員だったら「そんなもの知るか」と言いたくなるが、さすがは店員である。
普段品物を陳列しているのだから、たとえ興味のない品物だろうと全て把握しているのだ。
そう思いながら店員について行き、案内された場所は健康食品コーナーではなく、調味料コーナーだった。
そっちに置いてあったのか、どおりで見つからないわけだと思い、品物を見て驚いた。
そこにあったのは、そう、「味噌」である。
おい。
さすがに初対面の店員がボケをかましてくるわけはないので、おそらく「ミチョ」を「みそ」と聞き間違えたのだろう。
それか、日本語にまだ慣れていない外国人がうまく「味噌」と発音できなかったのだと慮ってくれたのかもしれない。
なんとなく店員に冷静に訂正するのも、派手にツッコミを入れるのも憚られたので、あたかも「これを探していた」感を出しながら礼を言った。
結局目当ての「美酢」はすぐそばの黒酢コーナーに置いてあった。
酸味のあるジュース
さっそく飲んでみることにした。
見た目はこんな感じ。
(ちなみにこの写真は一眼カメラで撮ったのを少し加工したもの)
そのまま飲むのではなく、カルピスのように水で薄めて飲む。
まあ美味い。
ざくろ味ということで、若干酸味がある。
とは言ったが、「ざくろ」味がどういうものかわからないので、実際の「ざくろ」に酸味があるかは知らない。
まあこれで風邪やコロナの予防効果があるかは知らないが、美味しいので良しとしよう。
ということで、結婚式までの間、この美酢とR-1を毎日飲むことにします(願掛け)
今回の体験はそんな感じ。