今日は会社の休み。
特に予定もないので、この上半期を振り返ってみる。
年末に告げられた異動の話
12月の下旬に上司に急に言われた。
「新年からA課に異動なんでよろしく」
A課はうちの部内でも人手不足で有名な課。
うちの部内で、明らかな人手不足で炎上している課が2つある。
もう一方は、私が心を病んだときに所属していた部署だ。
当然私は警戒した。
また体調を崩したらどうしよう。
せっかく今楽しい日々を送れているのに。
もうあの日々には戻りたくない。
しかし、少し楽しみでもあった。
なぜなら当時私の業務は全くと言っていいほどすることがなく、退屈していたからだ。
誇張表現でも全くなく本当にすることがなかった。
リハビリとしてはうってつけだったが、ずっとこのような日々を送るのは退屈だなあと思っていたところの異動だった。
期待と不安が入り交じった気持ちで私は年末年始を過ごした。
雰囲気の違い
年始に早速出社し、上司やチームリーダーと面談した。
そして、少しずつ仕事を振ってもらっていくうちに感じたことがある。
意外と雰囲気がいい。
衝撃だった。
激務部署と言うと、かつての経験からコミュニケーションも少なく、お互いが手の内をあまり見せない陰鬱な雰囲気を想定していた。
しかし、A課はどこか明るい雰囲気だった。
業務の面白さともどかしさ
早速私は炎上プロジェクトに割り当てられた。
このプロジェクトは、既にスケジュール遅れ、大赤字が確定しており、「いかにこのプロジェクトからとっととオサラバするか」を考えている状況だ。
当然業務に対して前向きに取り組めるはずはなかったが、仕事なのでそうも言ってられず淡々と業務をこなす日々だった。
しかし、最近は少し楽しさを感じる瞬間がある。
それは、自分が「業務をこなしている」という実感が多少なりともあるからだ。
これは私が心を病んでからは感じることのなかった感覚だった。
ちょっとずつ自信を回復してきているのだろう。
とはいっても完全にイケイケドンドンの状態ではない気もする。
「業務をこなしている」とは言ったが、結局はチームリーダーの判断抜きには作業を進められていないのは事実で、自立していないからだ。
たまに、「自分は有識者間を往復する伝書鳩に過ぎないのではないか」という気持ちになることもある。
そもそも「一人で仕事をこなしている人」とはどれくらいいるのだろうかとも思うが、せめてすべての意志決定をチームリーダーに確認している今の状況は寂しい。
勤務時間
勤務時間については、月の残業が20時間くらい。
在宅勤務も多いので私の感覚では負担ではない。
心を病んだ時期は40時間が当たり前で、一番忙しい時期は2交代夜勤があったり、出張込みで70時間くらい働いていた。
その感覚があるせいか、特に不満はない。
ただ、私は産業医から就業制限がかけられており、それに守られている感は否めない。
実際チームリーダークラスは明らかにおかしな働き方をしている。
私が不満を抱いていない分、誰かにしわ寄せが行っている可能性はある。
まあそれは私に非があることではないし、気にすることではない。
在宅勤務への否定的反応
私は在宅勤務中心で働いているが、部署全体で見ると少数派だ。
一般に「在宅だと仕事が捗らない」という考えがある。
家だと集中できない、会社の方が周囲と相談しやすい、そもそも会社でないと仕事ができない業務ぎある、などの理由で在宅勤務は少数派だ。
実際、出勤した方が仕事が捗るのはそうだと思う。
ただ、私は職場にいると疲れるのだ。
周囲に人がいると落ち着かない。
捗りはするが体力(気力?)は消費する。
そういう理由で在宅勤務中心にしている。
(もちろん他にも通勤時間の問題もある)
前に、朝会社でやらないといけないことがあり出勤したが、なんか疲れを感じたので午後からは家に帰って在宅勤務に切り替えたことがあった。
すると、しばらくして別の部署の同期から「この前、午後から在宅にしたらしいじゃん。ウケる」みたいなことをニヤニヤしながら言われた。
今の部署にはもう一人同期がいるので、そこから伝わったらしいが、とても嫌悪感を覚えた。
別に何もウケない。
誰かに迷惑をかけているわけでもない。
各自が働きやすいやり方が一番ではないのか。
陰で私のどうでもいい行動をネタのように噂されていて、気分が悪かった。
他のチームメンバーもそういう風に私を見ている可能性は十分にある。
村社会みたいだなと思った。
余計出勤したくない。
そこそこやっている
最後はネガティブな内容を書いてしまったが、まあそこそこやっている。
仕事に関してはこのままの感じが続くのなら問題ははない。
プライベートは両親のことで大きな悩みを抱えてはいるが、それ以外は充実している。