お疲れ様でした

今日は12月29日。

仕事を無事納めた。

(若干納まってない気もするが納まったのだ)

 

世間は今日から年末年始休暇らしいが私の職場は今日までが仕事だった。

 

この記事の読者で今日休みだった人は高みの見物かもしれない。

 

が、一つ言っておく。

 

私の職場は1/4,5も休みなので、次の出勤日は1/9(火)だ。10連休である。

 

あなたの負けです。

(11連休の人がいたらすみません…お前がNo.1だ)

 

 

異動から始まった

振り返ると、今年は新年早々異動があり、ガラッと働き方が変わった。

 

休職を繰り返していた私は一度ほとんど仕事のない暇な部署に異動していた。

それが今年の頭に激務と名高い部署に異動になった。

 

勤務時間は明らかに増えたが、幸い風通しの良い職場で、また精神を病むことなく一年を終えることができた。

 

きちんと仕事をやりきったという感覚

無事一年を終えたわけだが、今年一年は仕事をしたという確かな実感がある。

 

与えられた業務を淡々とこなす。

ごく当たり前のことだが、これを一年やりきったと言えるのは初めてに思う。

 

社会人1年目は教育担当の先輩に頼りっきりで仕事をしたという感覚がなかった。

2年目で精神を病み、そこから何度も休職と復職を繰り返した。

 

自分で考えながら仕事を進めるということを一年やりきったのは今年が初だった。

もちろん、足踏みをしていた期間が長かった私は、他の同期と比べると仕事における経験も知識も劣っている(これは明らかに感じる)

しかし、必要に応じて周囲の助けを借りながら、自分の仕事をやりきったというのは自信になったように思う。

というか、仕事なんて本来一人でやるものではないし、助けを借りようが目の前の業務をこなすだけで十分なのだ。

そう思えるようになったのがここ数年の成長だ。

 

今までは、年末になると世間が「皆さんお疲れ様でした」という空気を醸し出してきて、

(露骨にビールのCMが増える)

それがあまりしっくりきていなかったが、

今年はそれの仲間入りができたような気がする。

 

チューニング

ここからはかなり抽象的な話をする。

 

私は新しい環境や作業に適応するのに人一倍時間がかかる。

(これは過去に受けた知能テストでも明らかに結果として出ていた)

 

今まで環境が変わるたびに、勉強だったり人間関係だったりで失敗をしてきた。

そこでいつも私は"チューニング"をしている。

 

人との距離感、生活スタイルなど、物事の進め方の"塩梅"を探る。

この人とはこういう感じで接するとよくない、この作業はこういう進め方をするとうまくいかない。

そういった失敗をしていくなかで感覚を掴む。

そして2回目からはその良い"塩梅"で物事を進めていく。

というのがいつものパターンである。

 

ただ、社会人になってこのチューニングに失敗した。

全く感覚をつかめなかった。

そして体調を崩してしまった。

 

その後いろいろともがき、悩み、公私ともに環境を変えて、再スタートをした。

もうやりたいようにやる。

ここまで失敗をしたらもう失うものはないのだから。

 

そしたらこれがハマった。

今年に入って忙しい職場になっても、下手に気を使いすぎるのをやめて、迷ったら自分の気持ちを優先した。

もちろん自分勝手に物事を進めるわけではなく、周囲と自分の共通部分を探りながらやる姿勢がうまくいった。

 

チューニングがうまくできた感覚がある。

 

そういった意味で今年はいろいろと大変だったけれども満足感が大きい。

 

ちなみに過去の経験的にチューニングができた私はめちゃくちゃ強いです。

今の私は"買い"です。