ハワイ旅行記。
出国~1日目編。
空港・円安
出発日当日になった。
カラフルなアロハシャツを着た7人は空港に到着した。
余裕を持ちすぎて、空港に5時間前くらいについた。
早すぎたのは間違いないのだが、このメンバーは”しっかり”していない人が多く、これぐらいがちょうどいいのだ。
現地では基本的にクレカで支払いをするつもりだが、多少は現金を持っておいた方がいいと思い、両替をした。
基本的に物価の安い国で両替をした方がいいとのことで、空港でしておいた。
20,000円が133ドルになった。
えっ、133ドル!?
あまりにも体感と乖離していたのでびっくりしたが、確かに1ドル150円だとそうなる。
日本安すぎる。どうかしている。
カフェでぐだぐだしたり、免税店をぶらぶら連れまわされたりしているうちに出発の時間になった。
JAL直通便
飛行機に乗った。
基本LCCでしか海外に行かない私にとってはJALでハワイなんて贅沢だ。
CAさんに日本語が通じる。席が心なしか広い。
高齢の義祖父母がいる私達にとって、これはとてもありがたい。
機内食もちゃんとしていた。当たり前のように飲み物がおかわりできた。
到着と疲労
ハワイに着いた。
深夜の便で8時間。
ハワイに着いたのは現地の午前中。
正直言うと、かなり疲れていた。
やはり機内で通常と同様の質の睡眠をとるのは不可能だ。
全員がぐったりしていた。
ホノルルの気候
プランに付帯していた送迎バスに乗り、ホノルルに到着した。
ここで思った。
思っていたより暑くない。
ここでハワイ諸島について解説すると、ハワイ諸島は北緯20度付近で、日本より南に位置している。
ポリネシアと呼ばれる地域に属しているが、ハワイ諸島から一番近くの島々まで4000km離れた孤立した場所である。
四季はなく、いわゆる常夏のエリアだ。
このエリアは太平洋の水分を多く含んだ貿易風と呼ばれる風が、北東から南西に向かって年中吹いている。
しかし、ハワイ諸島は海底火山の噴火でできた島々ということで、標高差が激しい。(ハワイ島のマウナケアは富士山よりも高い)
貿易風が山にぶつかり、そこで雨を降らす。
つまり山より風下に位置するエリアには雨がほとんど降らないのだ。
ホノルルもオアフ島の南西部に位置しており、雨が全く降らない。
(だからこそ南西部に街を作ったのだ)
気温は30℃を超えていたが、全然暑いと思わなかった。
日本の暑さは湿度によるものだと実感した。
美しい景色
ホノルルで簡単に食事をとり、(物価の高さにドン引きした)
各自の自由行動となった。
私達夫婦は疲労感を抱きながらも、せっかくなのでビーチに行くことにした。
ハワイで一番有名である「ワイキキビーチ」に到着し、あまりの景色の美しさに言葉を失った。
美しい海、綺麗なビーチ、ビーチの向こうに佇む断崖絶壁(=ダイヤモンドヘッド)。
全てが”完璧”だった。
日本人が思い描く「南国リゾート」の完成形だ。
おそらくここのビーチがいつの時代かに日本人のイメージにすりこまれたのだと思う。
夕食
あまりの疲労から、私達は夕方までホテルで仮眠をとった。
夕食の時間になり、全員で予約していたレストランに行った。
肉や魚のフライといった、これぞアメリカンな料理を食べた。
テーブルのすぐ横で現地の人がひたすらハワイアンミュージックを演奏していた。
食事を終え、夜もホノルルの街もまた美しいなと思いながら歩いてホテルに帰った。
あまりの疲労に一瞬で眠りについた。