アンコールワット旅行に行くうえで重要なポイントをまとめてみた


先日、一人で3泊5日のアンコールワット旅行に行ってきた。

 

とてもいい一人旅だった。

 

今回はアンコールワット旅行を計画するうえで重要なポイント・基本情報をまとめてみた。

 

 

基本情報

アンコールワットがある場所はシェムリアップ

カンボジアといえばアンコールワット

 

アンコールワット知名度は言うまでもなく、

アンコールワットカンボジアにあるのは多くの人が知っている。

 

実際カンボジアの国旗にもアンコールワットが描かれているくらい、

国を代表する寺院だ。

 

しかし、アンコールワットカンボジアのどこにあるのかを

知っている人は少ないのではないだろうか。

 

アンコールワットがあるのは、"シェムリアップ"

英語で書くと"Siem Reap"

 

正直私もアンコールワットに行こうと計画するまでは知らなかった。

 

ちなみにカンボジアの首都はプノンペンだが、普通に遠い。

飛行機で行くくらい遠い。

 

現地の空港はシェムリアップ空港

アンコールワットに行く人は十中八九この空港を使うと思う。

東南アジア風のこじんまりとした空港。

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飛行機から降りると徒歩でゲートに向かう

この空港から中心街まではトゥクトゥクで30分程度。

 

入国にはビザが必要

カンボジアの入国にはビザが必要。

 

入国時にその場で申請できるが、オンラインで申請もできる。

待たされるのが嫌な人はオンラインで申請するのがおすすめ。

 

私はオンラインで申請したが、

繁忙期ではなかったため、

その場で申請でも待たされる必要はなかったっぽい。

 

通貨はリエルと米ドル

カンボジアで使える通貨は2種類。

一つは現地通貨のリエル。

もう一つは米ドル。

 

両替所は空港にあるので安心してよい。

基本的にリエルは取り扱っている両替所が少ないので、

米ドルを使うのがいいだろう。

 

しかし、アメリカと違い、セントは使われていない。

1ドル未満のお釣りはリエルでもらうことになるので、

気が付くとリエルが溜まる。

 

溜まったリエルは持ち帰ってもしょうがないので、

積極的に使うべし。

 

1ドルは約4000リエル。

レストランでの領収書には米ドルとリエル両方書かれるので、

一瞬「36000ドル!?」って勘違いしたこともあった。

 

言語はクメール語

正直知らなかった。

基本ホテルのスタッフやトゥクトゥクの兄ちゃんは英語が話せるから、

(うまいとは言っていない)

知らなくても大丈夫。

挨拶くらいは覚えておいて損はないかも。

 

現地での移動手段はトゥクトゥク

シェムリアップは決して大都会ではないので、

当然ながら鉄道なんてものはない。

バスもない。

 

かといって徒歩で移動できるスケールではないので、

現地での移動手段は”トゥクトゥク”となる。

バイクの後ろに車輪のついた荷台をくっつけたアレである。

 

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トゥクトゥク(わかりづらい…)

通信手段は現地SIMカードを買おう

海外旅行においてスマホは必須である。

マップを見たり、おすすめのお土産を調べたり。

 

SIMフリースマホを持っている人は、

現地でSIMを買うのがおすすめである。

 

空港を出てすぐ右手にSIMカード売り場が並んでいる。

どこもだいたい同じ値段だった。

 

たしか5日間で5ドルくらいだった。

 

使える通信量は19GB。

19GBである。

 

通話も2回までできる仕様だった。

 

日本でポケットWiFiを借りるよりはるかに安いのでおすすめ。

 

計画の立て方

シェムリアップへの直行便はない

日本からシェムリアップまでの直行便はないので、

どこかで乗り換えていく必要がある。

 

私が調べた時はハノイ経由が多かった。

実際私もハノイ経由で行った。

 

日本からハノイまで6時間、

ハノイからシェムリアップまで2時間。

 

日数は丸2日あれば十分

シェムリアップには多数の寺院がある。

 

どれも素晴らしいのは間違いない。

 

ただ、飽きる。

 

それぞれ違いはあるが、

石造りの寺院ということで、

どうしても似通っているように思えてしまうのだ。

 

丸2日あれば十分だと思う。

 

実際に、私は

1日目:日本から出発、夕方現地着

2日目:観光

3日目:観光

4日目:昼過ぎまで観光(買い物中心)、夕方現地出発

5日目:日本着

というプランだった。

 

トゥクトゥクはホテルで手配できる

 現地の移動手段はトゥクトゥクだが、

これはホテルで手配できる。

 

もちろん路上にはいくらでもトゥクトゥクが待機しており、

それを利用することは可能だが、

値段交渉が必須である。

 

観光客には吹っかけてくるものなので、

ホテルのスタッフに手配してもらうのが無難であろう。

 

手配のしてもらい方だが、

次の日の予定をホテルのスタッフに説明するだけである。

あとは向こうが手配してくれる。

 

しかも、

プラン別にトゥクトゥクの利用料金が

予め決まっているから安心だ。

 

料金もチェックアウト時にホテルに支払う。

(ここはホテルに依るかもしれない)

 

あと、補足だが、

ホテル~空港間のトゥクトゥク無料送迎付きプランもあるからおすすめ。

 

観光ルートは大きく分けて2コース

 「じゃあトゥクトゥクでいったいどういうルートで回ればええんや」ってなるが、

安心してよい。

 

便利なことに2種類の定番コースがあるのだ。

 

”小回りコース”と”大回りコース”である。

 

”小回りコース”は定番スポットを巡るコースで、

”大回りコース”は人の少ない落ち着いたコースらしい。

 

英語で言うと”small circuit"と"large circuit"

この単語を言えば通じる。

 

あとはトゥクトゥクの兄ちゃんが連れて行ってくれる。

 

余裕を持った観光プランを

 カンボジアは知っての通り、暑い。

 

とにかく暑い。

 

私は3月に行ったが、日中は35度だった。

 

日本とは全く気候が異なる。

 

四季なんてものはない。

 

年中暑いのだ。

 

日本で言う真夏の暑さなのだから当然疲労が激しい。

 

海外旅行はできるだけ多く回ろうとついつい張り切ってしまうが、

本当にへばってしまう(経験談

 

特にアンコールワットでの朝日を見る日は早起きで寝不足になるので、

朝日を見た後は一旦ホテルで休んでから午後から観光するなどした方がよい。

 

 

シェムリアップの良かったところ

やっぱりアンコールワットは美しい

 アンコールワットは評判がいい。

 

しかし、本当にそうなのか。

 

海外旅行の定番スポットの一つだが、

海外旅行の宣伝写真は

プロのカメラマンがかなり頑張って撮った写真を使っていることも多い。

 

めちゃくちゃ期待していったのに、

意外と大したことなくてガッカリってこともたまにある。

台湾の九份がそうだった。

 

しかし、アンコールワットは大丈夫である。

 

やはり迫力がすごい。

 

石造りゆえの重厚感がたまらない。

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池に映る逆さアンコールワット

ご飯がおいしい

旅行の満足度を大きく左右するのが、食である。

 

たとえ天候が悪くても、

見たいスポットが工事中で見れなくても、

飯がうまければ許せてしまうのだ。

 

 カンボジアのごはんはとてもおいしい。

 

どちらかというとベトナムよりタイの食事に近い気がする。

 

おすすめはAmok(アモーク)。

 

白身魚もしくは鶏肉を

カレー風のスパイスとココナッツミルクで煮込んだものである。

 

これを蒸し暑い夜に外でビールと一緒に食べるのがたまらないのだ。

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Amokの写真。アンコールビールもこれまた最高なのである。

 

マッサージが安い

 東南アジアは物価が安いと知られているが、

シェムリアップはまあ普通である。

 

レストランで一食1000円前後くらいだ。

 

田舎に行けば安いのかもしれないが、

観光地価格って感じだ。

 

が、しかし、

 

マッサージは安い。

 

私はガイドブックに載っていた”コスパの良いマッサージ店”に行ったが、

1時間のボディマッサージは5ドルだった。

 

破格である。

 

中には1時間1ドルのお店もあるが、

めちゃくちゃ客引きしてくるし、

明らかに胡散臭い店だったので入らない方がよいと思う。

 

私は3日連続でマッサージ店に行ったが、

できれば1時間10ドル以上するお店に行くことをおすすめする。

 

相場より少し高いこともあって、

高級感もあり、雰囲気が最高である。

 

 昼間は歩き回って、飯食って、最後にマッサージに行くのが最高である。

 

 異国感が味わえる

海外旅行の何が楽しいのかと言うと、

 

ズバリ”異国感”である。

 

旅行の良さは”非日常感”だと思っているが、

海外旅行はその究極なのだ。

 

言語が違う。

食事が違う。

マナーが違う。

ありとあらゆるものが日本と違うのだ。

それを面白い、新鮮だと思える人にとって、

シェムリアップはとても良い場所だと思う。

 

 

3月なのに35度を超える暑さ。

 

舗装があまりされていない道を、

トゥクトゥクに乗って、

カタコトの英語をしゃべる兄ちゃんに案内してもらう。

 

出店でかわいいTシャツを見つけるが、

明らかに値段を吹っかけられる。

それを交渉して値下げする。

 

 

よくわからないレストランに勇気を出して入り、

よくわからないメニューを写真からなんとなく判断し注文する。

 

これぞ旅である。

 

そんな旅行をしたい人にとって

アンコールワット旅行は最高だと思う。