左脳と右脳

2度目のリワークの体験に行ってきた。

 

今日は気功体操を体験したのだが、正直効果がよくわからなかった。

 

気功体操について特筆すべきことは何もないのだが、

 

朝の会で人間の脳の働きについて解説があったのでここにまとめておく。

 

 

左脳は理屈、右脳は感覚

人間の脳は左脳と右脳に分かれており、それぞれ役割分担をしている。

 

簡単に言うと、左脳は論理的思考を扱っており、右脳は感情を扱っている。

 

これら二つの脳は脳梁と呼ばれる架け橋を介して相互にやり取りを行っている。

 

右脳で何か感情が生まれたら、それを左脳で理由付けし、右脳に返しまた新たな感情として落とし込む。

 

 

 

ストレスに対する反応も同様である。

 

 

何か自分にとって嫌なことが起きたら、それに対する負の感情が右脳で発生する。

 

たとえば、上司が嫌なことを言ってきたとき、それに対して「嫌だ」「悲しい」「いらいら」などの感情が右脳で生まれる。

 

 

それらの感情は左脳へ運ばれ、さまざまな思考が発生する。

 

「上司はいつも嫌なことを言ってくる人だ」「自分はダメな奴なのだ」「本当は上司が悪いのだ」といった様々な思考が生まれる。

 

 

そしてその中から選ばれた思考が右脳に返され、新たな感情となって慰められる。

 

 

どのような思考を選択するか

ここからは私の解釈。

 

ストレスが何かしらの症状になってしまう人とそうでない人はどこが違うのか。

 

上記のメカニズムを踏まえて考えてみると、やはり左脳で発生する様々な思考に原因がありそうだ。

 

 

上司に自分の仕事を咎められて嬉しい人はいない。

 

誰だって嫌なはずだ。

 

 

それをどう慰めるか。

 

「たった一回のミスだ」と判断するのか、「やはり自分はダメな奴だ」と考えるのかでは最後の感情の落としどころに違いが生まれそうだ。

 

 

ストレスをためやすい人とそうでない人ではそこに決定的な違いがありそうである。

 

 

この左脳の思考には癖もあるが、その時のコンディションにも依りそうだ。

 

それが前回の記事で書いた心の余裕とつながるような気がした。

 

strawpenguin.hatenablog.com

 

 

ストレスをためないために、心の余裕を持ち、自分の思考の歪みを知っておくことが大事な気がした。

 

 

気功体操で心の余裕が生まれるかは正直わからない。