骨が折れているのに走ろうとしている

今日も心理療法を受けてきた。

 

 

今日は前回の復習から始めた。

 

 

自信を破壊するシステム

今の自分にとって一番の問題は、自分に自信が持てないこと。

 

なぜ自分に自信が持てないかというと、自信を破壊するシステムができているからである。

 

常に高い理想を掲げており、自分がその理想に届いていないと、自分の努力が足りないからと決めつけてしまうシステムである。

 

それがたとえ怪我をしていようともである。

 

このシステムには、努力不足以外で理想に届かないケースが想定されていない。

 

そのため、いつも自分の努力不足であると決めつけて苦しんでしまう。

 

このシステムによる苦しみから逃れるための方法は二つ。

 

一つは、自信を破壊する力を弱めること。

 

もう一つは、自信を破壊する力に対抗する力を養うこと。

 

この両方を行うことで、今の苦しみから解放される。

 

(厄介なのは、自信を破壊する力に対抗しようとすること自体を駄目な自分と思う自分がいるのだ)

 

これは、自分の信念といったレベルにまで至っている話であるため、

 

そう簡単にできることではない。

 

まずは、客観的に自分のこのシステムを認識し、

 

自分の自信を破壊しそうになる度に、それを阻止することが求められる。

 

それを毎週心理療法の場で行うのだ。

 

 

一年後の自分

今日ミーティングで、一つ年上の先輩が進捗報告しているときにふと思った。

 

 

一年後の自分はこの先輩のやっているようなことができるだろうか。

 

 

到底そうは思えなかった。

 

一年後の自分もこんなことできやしないだろう。

 

 

自分にはブランクがある。

 

そして、今も残業をしていないことでどんどん同期や後輩に差をつけられている。

 

 

つまり、本来到達しているであろうラインに到達していないのだ。

 

おそらく一年後もそうであろう。

 

 

そのような認識をしてしまい、また自分の自信を失った。

 

 

 

このような話をカウンセラーにした。

 

カウンセラーは言った。

 

「骨が折れているのに、折れていない人間と比べても仕方ないですよ。

 

骨が折れている中、前に進んでいる自分を認めてあげることはできないですか。」

 

つまりそれは、自分の自信を破壊する力を弱め、その力に対抗する力を育てるということだ。

 

またこうも言った。

 

「今後一年間の間にその仕事を受け持つ機会があるかどうかじゃないですか。

 

受け持つ機会があれば、その先輩のようにその仕事をこなせているのではないでしょうか。」

 

その通りである。

 

なかなかその考えに至らない。

 

 

 

 

こんな風に、自分の自信を破壊する度に修復する必要がある。

 

カウンセラーいわく、かなり強固なシステムになっているため、かなりの努力が必要とのこと。

 

ただし、休み休みやること。