2022年新しいことシリーズ第5回。
今回は最近流行っている単語ゲームwordleを始めた。
謎の画像
最近Twitterで謎の画像をよく見るようになった。
こんな画像である。
別によくわからないツイートは無意識にスルーするのだが、あまりにもよく見る。
いろんな人がこのような画像をよく見る。
なんだなんだと調べてみたら、どうやらwordleという名前の英単語ゲームらしい。
ルール
ここのサイトでできるゲームなのだが、
ルールは単純
・お題の5文字の英単語を当てることが目的
・チャンスは6回
・不正解だとしてもヒントがもらえる
この3つ目がとても大事で、5文字の英単語を入力してそれが不正解だったとき、その5文字がそれぞれお題に
・含まれていない→灰色
・含まれているが位置が違う→黄色
・含まれていて位置も合っている→緑色
というようにヒントが色で表示されるのだ。
試しにやってみることにした。
絶妙な難易度
先ほどのURLにアクセスしてやってみた。
これが6回中5回挑戦したときの画像である。
下のキーボード表示に入力した文字は色がハイライトされており、どの文字が含まれているかが分かりやすくなっている。
チャンスは残り1回の時点で分かっている情報として、
・sから始まる
・aとrが含まれている
などの情報が分かっている。
使っていない文字もわかるので、ここから答えを導くことは可能かもしれない。
だが、私はここで躓いてしまい、知人に助けを求めてしまった。
そして、知人が言った単語が見事正解した。
この6回のチャンスというのが、とても絶妙だと感じた。
解けるか解けないかちょうどいいところである。
ちなみに全てのチャンスにおいて、出鱈目な単語を入力することはできない。
そのため、まだ使っていない文字をテキトーに5文字並べて、効率良く可能性を絞っていくことはできないのである。
これがまた悩ましい。
できるだけ効率良く可能性を絞っていきたいのに、なかなかちょうどよい5文字の英単語が思い浮かばない。
先程の画像も非効率な解き方をしているのがわかるだろう。
よいゲームだと思った。
流行る理由
しかし、このゲームが流行っているのはただ単にこのゲームが面白いというだけではないと思う。
戦略として上手いのだ。
理由は三つ。
・一日一回しか遊べない
・全プレイヤーに共通のお題
・SNSに上げやすい
まず、一つ目の一日一回しか遊べないということについてだが、このゲームは毎日0時にお題が更新されるシステムのため、一日一回しか遊べないのだ。
一見不自由に見えることだが、これが上手いと思う。
もし遊ぶ度にお題が変わるシステムだったら、その日のうちに何度もプレイしてしまうだろう。
それこそ、「飽きるまで」である。
つまり、一日一度しかプレイできないことで、飽きさせないようにしてるのだ。
私はここ数日0時になったら、プレイすることが習慣になってしまっている。
次に、毎日0時に更新されるお題が全プレイヤーに共通なのもまた上手い。
今日のお題は苦戦したなーとか、上手くいったなーといった感想を他人と比較することができる。
自分は苦戦したのに、他人は成功したと聞くと悔しい。逆だと嬉しい。
そしてSNSに上げやすいのも良いと思う。
プレイした後はこんな感じで簡単にSNSに上げられる。
これは入力した文字は伏せて色だけ表示されている。
こうすることで、自分のプレイ記録を、答えを教えずに、他人に共有することができる。
解き終わったらその達成感からか、ついついSNSに上げたくなる。
また、解き終わった後で他人のプレイ記録を見ると、この人上手く解いたなーとか、苦戦したなーとかいろいろ感想が湧いて面白い。
実際、このSNSへの上げやすさの結果、私の目にも届いたのだ。
一見簡単に思いつきそうなゲームだが、緻密に戦略が計算されているような気がする。
今回の新しいことはワードゲームだったが、ちょっとした勉強になった。
あと1時間ちょいでお題が更新されるぞ。